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2019年 02月 23日

過去問のツボ押し~建築面積・延べ面積~

2019年1月2級実技試験(資産設計提案業務)より
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 敷地面積をもとに「建築面積の最高限度」を求めるには建蔽(ぺい)率、「延べ面積(床面積の合計)の最高限度」を求める場合は容積率を使います。学科試験でも扱われる内容ですが、ほとんどは実技試験(資産設計提案業務)で頻繁に出題されます。


 主役は圧倒的に「容積率」の方で、前面道路の幅が12m未満の場合は制限があり、その知識を問うことが多いからです。おのずと、道幅は12m未満で住居地域(法定乗数4/10)という設定で問題が作成されます。



・4m(前面道路の幅員)×4/10=1.6(160%→小さい方
・指定された容積率=20/10(200%)
∴延べ面積の最高限度=320㎡×1.6512㎡


 問題によってはこの延べ面積で終わってしまう場合もありますが、今回のように建蔽率について問われることもしばしばあります。こちらはセットバックによる制限の場合と、一定の緩和条件を加えてよい場合とがあります。


 建蔽率の緩和条件
 ・防火地域内での耐火建築物・・・10%を加算
 ・特定行政庁が指定する角地・・・10%を加算


角地の場合はあくまで「特定行政庁が指定する」というのが大切で、多くの出題で見られる「<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこと」というただし書きがあれば通常の角地(道幅の広い方を前面道路とする)で考えることになります。今回は「耐火建築物を防火地域に建てる」設定になっていますから、10%加算の緩和条件を適用します。


防火地域内での建蔽率=60%(6/10)+10%(1/10)=70%(7/10)
∴建築面積の最高限度=320㎡×0.7224㎡

 (正解:3.)

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# by fp2-kojiro | 2019-02-23 22:00 | 過去問のツボ押し | Comments(0)