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2019年 04月 21日

過去問のツボ押し~財形貯蓄制度~

2017年1月2級実技試験(資産設計提案業務)より
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 財形貯蓄制度に関しての必須知識は「非課税限度額」です。本問題の表の(ア)および赤字の部分をまずおさえましょう。


 ・一般財形・・・なし
 ・財形住宅・・・550万円
 ・財形年金・・・550万円


この非課税限度額をはじめ、財形貯蓄制度については「」がキーナンバーとして多く登場します。頭に入れる際には是非意識しておいてください。


 ・財形年金の対象者・・・55歳未満
 ・財形住宅の非課税払い出し(適格払い出しの条件)・・・床面積0㎡以上
 ・財形住宅の融資条件・・・1年継続積立の貯蓄残高0万円以上
 ・財形住宅の融資金額・・・全財形貯蓄残高の10倍(=10)
 ・財形住宅の要件外払出し・・・年にさかのぼって課税(年以上定期積立非課税の条件ということ)


ただし、保険型年金財形は保険料累計および元本利息を含めて385万円までが非課税ですが、本問題の表最右欄にあるように、財形住宅貯蓄と合わせる550万円まで非課税となります。この部分を巧みに組み込んで誤答を作成してくることがありますから注意してください。

 2016年5月2級実技試験(資産設計業務)より
 「直樹さんの財形住宅貯蓄保険型)の非課税限度額は財形年金貯蓄と合わせて払込保険料累計額で385万円までです。」(不適切)

 さらに財形年金貯蓄の受け取り開始年齢と税制について押さえておくと安全圏確保です。

 財形年金貯蓄
 ・受け取り開始年齢・・・60歳「年金」だから公的年金受け取り可能開始年齢と同じと理解しましょう。)
 ・受取時の課税・・・非課税


特に受取時の課税については、年金だから「雑所得」と勘違いしやすい所です。財形貯蓄制度のメリットの中心は「所定条件下での非課税」という税制優遇にあります。今回の問題は、すっきり整理された表が記載されており、解くことで得ることの多い良問です。


 (正解:2.)

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# by fp2-kojiro | 2019-04-21 17:44 | 過去問のツボ押し | Comments(0)