既述の「
終価係数」「
現価係数」のアプローチは、
終価 = 最
終的な金額(~年後にいくら?)
現価 = 今
現在準備しなければならない金額(~のためにはいくら必要?)
でした。また図示すると、
終価 → ”?万円”(求める金額)が右側に置かれる。
現価 → ”?万円”(求める金額)が左側に置かれる。
でした。
今回は「
年金終価指数」、終価指数に「
年金」という言葉が加わります。
まずはこの「
年金~」の意味ですが、資金計画の係数では、
65歳から支給されるいわゆる「年金」とは全く意味が違います。すなわち、
「年金~」 = 〇万円/年(「毎年〇万円」、「年間〇万円」、…)
※ ◯には任意の数字が入る
という意味でとらえます。たとえば「
年20万円を積み立てる」とか、「
毎年10万円ずつ取り崩す」など、毎年の運用金額が確定していることを指しています。ここが大事です。
既述の「終価指数」に「年金」をつけると「年金終価係数」、「現価係数」なら「年金現価係数」になります。
次ページで「年金終価係数」について確認しましょう。
FP試験<急所2>6つの係数⑥~「年金終価係数」~に続く