1)付加年金
FP試験<ツボ7>併給調整(2級限定)で既述の通り、国民年金第1号被保険者はそのままでは「2階建て」部分がないため、それを補う制度が「付加年金」です。赤字の数字をしっかり頭に入れておいてください。
たとえば、10年間付加年金を払ったとすると…
400円✕12ヶ月✕10年=48,000円 (支払った金額)
年金額が78,000円とすると
78,000円+(200円✕12ヶ月✕10年) = 102,000円 (毎年の年金受給額)
※もう一つの上乗せ制度として「国民年金基金」がありますが、この「付加年金」と重複して加入できない、という点が検定で問われることが多いです。『付加(ふか)年金と国民年金基金の両方は不可(ふか)』と覚えましょう。
2)2つの共済制度
「小規模企業共済」と「中小企業退職金共済制度(中退共)」のポイントを押さえておくことが大切です。
上のポイントをシャッフルして「あれ、どっちだったかな?」と迷わせる設問が目につきます。退職金が誰に行くのかを意識しながら覚えるのがコツです。
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