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覆面ファイナンシャルプランナーのFP道

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2015年 10月 25日

FP試験<ツボ12>金利変動要因

 金利、景気の変動についての出題は、「~が上がると…は(上がる・下がる)」のパターンがほとんどです。

 (例)
  ・景気がよくなると、ものを買う人が多くなるため、お金が必要になり金利が上がる
  ・海外金利が高くなると、円が売られるため、円安になる。 等

 理解して覚えれば問題ありませんが、本番の試験になると焦って落としてしまうことも多々あります。覚え方のコツは各要因を起点にして、「国内金利」がどう影響するかの方向で整理しておくことです。この「方向」が大切です。(下図参照)

ポイントは、
 
 <1>為替相場以外は、国内金利は同じ動きをする。
 <2>各要因の動きの関係は、為替相場以外はお互い同じ動きをする。

たとえば「景気が上向けば、国内金利が上がる(ポイント<1>)し、物価も上がる(ポイント<2>)」ということです。この中の組み合わせで問題が作られるというわけです。上の2つのポイントを押さえておけば、この手の問題は迷うことはありません。

 さらに今度は、「国内金利」を起点として他がどうなるかも押さえておくとパーフェクトに近くなります。


景気がよくなると株価は上がり、国内金利も上がります。しかしながら、国内金利が上がることによって株価は下がることになります。当然反対に国内金利が下がれば株価は上がることになります。「景気がよくなれば株価だって上がるよな」と鵜呑みにしそうなところを突いてくることもある(2010年9月2級学科試験)のでご注意を。

   FP試験の急所・ツボ


by fp2-kojiro | 2015-10-25 21:08 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)


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