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2016年 06月 18日

ライフジャイロ(5)~子育て家族に収入保証保険~

d0334173_10512889.gif 生命保険を保険をかける典型的なタイミングは、おそらく子どもの誕生でしょう。「保険料が安い若いうちに入っていただければお得ですよ」などのセールストークはバブル前後によく耳にしたものですが、独身ゆえ受取人が自分の親だったなどという本末転倒なことが一昔までまかり通っていました。あくまで保険はリスクに対して「かける」ものであって、セールスに紛れて「入る」ものではありません。
 ある調査によれば、子ども一人が大学まで行くとして平均約1,000万前後かかると言われています。また、学校が公立か私立によってもその金額は変わってきます。遺族年金や死亡退職金などの死因収入でまかなえない部分が最低保証金額となり、多くの場合は定期保険をかけると思います。期間は限られるゆえ、その分保険料は安いのが定期保険の特徴ですが、人生の各ステージで保証額を見直さなければ無駄な保険料を払う(多くの場合保険料が急に上がる)ことになります。だいたい定期保険を契約してから10年を迎える少し前になると、セールスが「転換(有って無いような返戻金による保険の下取り)」の言葉を盾に別の保険の再加入を勧めてくるのはこのためです。
 保証額は子どもの成長とともに下がっていくものです。契約時は保険金の額と毎月の保険料ばかりに目が行ってしまい忘れがちですが、このことはとても重要です。また、いざ大金が自分の口座に入ってきても、多くの人はその管理に頭を悩ますことの方が多いのです。
 そこで「収入保証保険」という手があります。FP検定でもたびたび登場しますが、保険金を月払いで受け取ることができ(給料をもらうイメージ。保険金減でよければ一括払いも可)、しかも人生の各ステージに合わせて保証額が減っていく(支払われる保険金が減っていく)ため、定期保険と比べると保険料が安く済みます。

 ある保険会社の比較例

ですので条件が合えば子育て世代には理にかなった保険と言えます。ただし加入者が喫煙やメタボなどの健康面のリスクを背負っている場合は保険料が割高になってしまうものがほとんどで、定期保険と比べると加入者の条件によって保険料に差が出ると言えます。不健康でもしかすると保険支払期間が短いのに多額の保証金を支払う可能性が高ければ、保険会社はその分保険料をいただかないと保証しかねるというわけです。

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by fp2-kojiro | 2016-06-18 12:16 | 外道FPのライフエコロジー | Comments(0)


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