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2018年 10月 06日

過去問のツボ押し~任意加入の自動車保険~

2018年5月2級学科試験より
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 自動車の任意保険に関する基礎事項がすべて含まれる良問です。この中で最も重要なのが、「人身傷害補償保険」の扱いです。

 
 人身傷害補償保険
 過失の有無に関係なく損害補償


他に「責任割合に関係なく」「示談を待たずに」などと表現は様々ですが、事故が起こった時点で被保険自動車に乗っている人に被った損害分を支払うものです。通常自動車事故を起こすと過失の割合(「相手方8:自分2」といった割合)が話し合われます(いわゆる「示談」)が、それを待たずに該当損害額が支払われるという点が重要ポイントです。過去問をたどると分かりますが、この点を好んで突いてきます。ですから試験ではまずここをチェックしてください。場合によってはそれだけで片がつくことも少なくありません。


 対人賠償保険
 自賠責を除く超過分を補償


人身事故の死傷は、基本的に自賠責(自動車損害賠償責任保険)から補償金が支払われ、足りない部分を任意保険で補うというのが、自動車保険の基本第一歩です。


 対物賠償保険
 身内には支払われない


任意保険の「対人賠償保険」「対物賠償保険」は、あくまで他人の損害への補償なので、身内への支払いはありません。なお、自賠責(強制保険)については、被害者の保護という観点から、原則契約者以外はすべて他人という扱いですが、任意保険は身内を含めた契約者以外への補償という立ち位置です。また身内での悪用を防ぐという考え方もあります。


 車両保険
 地震に係る損害(噴火津波)は対象外


地震そのものを含め、噴火津波といった関連被害については、車両保険の補償対象外が原則です。車両の損害が出るほどの地震災害が起こった場合、自動車事故の想定を大きく超えることになるため、契約保険会社だけでは補償しきれなくなるというのが大きな理由です。


 自動車の任意保険に関しては、とにかく「人身傷害補償保険」の内容を標準装備しておいてください。あとは自賠責(強制保険)と任意保険の関係が続き、対物賠償保険と車両保険を追加していく流れで理解していくといいと思います。出題されるポイントもほぼ決まっていますから、慣れてしまえば決して難しくはありません。

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by fp2-kojiro | 2018-10-06 14:55 | 過去問のツボ押し | Comments(0)


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