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2018年 12月 02日

保険の解剖学(18)~新フリープラン10倍保障型~

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保険商品名
 新フリープラン10倍保障型(かんぽ生命)


商品の内容
 10倍型特別養老保険


特徴
 死亡保障と満期金を兼ね備えた貯蓄型生命保険


この保険のキモチ
普通養老保険では、死亡保障に対する保険料が高額になりがち。この保険では、より少ない保険料で死亡保障に備えることができる。加えて入院保障、手術保障などの医療保障部分も特約で追加することができる。また、満期金には配当金がプラスされる。


契約へのふるまい
 この保険の基本はあくまで「死亡保障」であり、医療部分の保障(入院、手術等)は特約、つまりオプションだと考えてください。郵便局で配布されているチラシには、月々の保険料と医療部分が先に書かれているので、ともすると医療保険と勘違いしてしまうので注意が必要です。
 さてそのチラシに書かれた代表セールス例は大まかに次の通りです。


 加入年齢 25歳
 保険期間 20年(45歳満期)
 保険料 2,240円

 死亡保障(基本保障)200万円(事故災害時 400万円)

 (特約部分
 入院保障3千円/日(入院初期費用保障 1万5千円)
 手術保障 6万円(外来手術保障 1万5千円円)
 放射線治療保障 3万円


2,240円の保険料を満期(20年)まで支払った場合の総額は、


 2,240円×12ヶ月×20年=537,600円


ここから20万円(配当金を除く)の満期金を差し引くと

 537,600円-20万円=337,600円
 337,600円÷12ヶ月÷20年≒1,406円


つまり月々約1,400円の掛け捨て医療保険を払いつつ、死亡満期(保険期間中に死亡したとき)には生存満期(20年後も生きている場合)の10倍保障の200万円(事故災害死では400万円)を得られる20万円の積立保険をしていることになります。

 20年後に20万円の満期保険金ということは、年1万円を積み立てしているということ。1万円あれば定期的な人間ドックの費用に当てることもできます。事故災害は防ぎようがないとしても、健康を維持管理することで死亡や重病罹患の確率は格段に減少するとすれば、あえて保険に頼らず貯蓄と健康保険で前向きなリスク管理もありということです。

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by fp2-kojiro | 2018-12-02 09:49 | 外道FPのライフエコロジー | Comments(0)


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