人気ブログランキング |

覆面ファイナンシャルプランナーのFP道

maskedfp.exblog.jp
ブログトップ
2019年 08月 14日

過去問のツボ押し~相続での死亡保険金の扱い~

2018年5月2級実技試験(資産設計提案業務)より
d0334173_14471434.gif
 相続時の死亡保険金は、本来の相続財産とは別に「みなし相続財産」として扱われます。この死亡保険金には非課税限度額が設定されています。

 死亡保険金の非課税限度額=500万円×法定相続人の数

今回のケースでは、法定相続人は圭一、淑子、修二の3人ですから、

 非課税限度額=500万円×3人=1,500万円

受け取る保険金額のうち、1,500万円までは非課税となります。ただしこの非課税枠は、保険金の受取人が法定相続人である場合のものです。圭一は法定相続人ですから保険金額1,000万円は「みなし相続財産」となります。

 修二:1,000万円 - 1,500万円 = 0万円(-500万円=0万円扱い)

一方、桃子、恵美、裕一は法定相続人ではありません。つまり彼らが受け取る死亡保険金は相続とは関係なく、公子の死亡によって財産が移転した「遺贈」となります。したがって非課税枠から外れ、相続税の課税価格に算入されます。

 桃子:600万円
 恵美:400万円
 裕一:400万円

 ∴0万円+600万円+400万円+400万円=1,400万円

 (正解:3.)

ひっかけ問題の典型ですが、非課税枠と遺贈が実際の場面でどのように扱われるかがよくわかる実技試験らしい内容です。

  カテゴリーTOPに戻る

  コンテンツに戻る


by fp2-kojiro | 2019-08-14 14:58 | 過去問のツボ押し | Comments(0)


<< 過去問のツボ押し~容積率(応用)~      ライフジャイロ(51)~FPが... >>