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2020年 03月 21日

過去問のツボ押し~固定利付債券の仕組み~

2018年5月2級学科試験より
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 債券については、市場金利との関係を基に出題されることが多いです。問題文に「固定利付債券」とある以上、「市場金利は常に動く一方、債券の利率は一定である」ことをきちんと飲み込めば、理解しやすくなります。

市場金利が上昇(一方で債券の利率はそのまま…)
 債券の利率はそのままで、お金の利率(金利)の方が上がったということですから、債券を持っているよりも、お金に変えた方が有利です。したがって、債券をお金に換える人が多くなり、市場には債券の量が増加します。以前よりも債券が増える(買う人が少なくなる)わけですから、債券の価格を下げないと売れなくなります。つまり債券価格は下がることになります。

市場金利が下落(一方で債券の利率はそのまま…)
 一方、市場金利が下がれば、これとは反対のことが起こります。市場金利が下がっても、債券の利率は変わらないので、今度は多くの人は債券を持とうとします。当然市場から債券が少なくなっていくので少ないものを求めて債券価格は上昇します。

市場に債券が増えれば価格は下がり、少なくなっていけば価格が上がります。いわゆる市場原理です。その要因が市場金利の上昇下落によってもたらされると考えておくと、解答で戸惑うことは少なくなります。

問題文1.の内容は基本どおりで、2.については好況期によって企業活動が活発になり、企業がお金を必要とする状態(より多くのお金を借りる)なので「市場金利は上昇する」と考えます。

問題文4.はいわゆるデフォルト(債務不履行)のことで、経営状態が危ない発行元の債券は誰も買いたがらないので、価格を下げないと売れません。したがって債券の市場価格は下落するというわけです。これも市場原理が基本です。

問題文3.については、債券の価格が常に変化することから、売却時の価格も変化するのは容易に理解できます。”過去問のツボ押し~市場金利と債券の利回り~”には、債権利回りの変化についても合わせて詳述してありますから是非参照してみてください。

 (正解:4)

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by fp2-kojiro | 2020-03-21 11:44 | 過去問のツボ押し | Comments(0)


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