覆面ファイナンシャルプランナーのFP道

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2015年 10月 31日

FP試験<ツボ13>セーフティネットの法律

 金融に関する保護制度は、既述の「預金保護制度」だけではありません。検定での出番はぼちぼちですが、ちょっとしたコツで暗記できる部分ですので、押さえておいて損はありません。習得時間は数分で済みますから、さっと読み過ごしましょう。

1)消費者契約法

 ・適用範囲…すべての個人の契約が対象
  (「消費者」の冠があるのだから、個人のみだと理解します。販売側の事業者は消費者になるわけがない。)

 ・内容
  事業者の不適切な勧誘により消費者が誤解や困惑して契約した場合、その契約を取りことができる。
  (費者」だから、「取りす」と覚えておいてください。金融商品販売法を絡めてここを突いてきます。)

※やや細かいですが、消費者が不利となる契約の場合、不利になる条項だけが無効になります。つまり契約が頭から無効になるわけではないので注意してください。

2)金融商品販売法

 ・適用範囲…金融商品販売の契約で個人および事業者
  (「消費者…」ではないので事業者も保護されます。)

 ・内容…重要事項の説明がなくて顧客が損害を受けたときは、販売者側は損害賠償責任を負う。
  (ここです、「消費者契約法」とシャッフルして突いてくるところは。赤字の言葉で結びつけてください。)

※さらに重要な点があります。

  外国為替証拠金取引(FX)は適用範囲内

 この法律はほぼすべての金融商品(預貯金、投資信託、保険等)に適用されるのですが、ゴルフ会員権、商品先物取引といった投機性の高い物については対象外となっています。一方、外国為替証拠金取引は「FX」の名で一時期そのリスクの大きさがやたらとマスコミで取り上げられたため、世間一般には危ないイメージが植え付けられてしまいました。しかしそれは投資の仕方によるもので、中身は外貨預金です。こういった所をしっかり理解しているか試されるのがFP検定と言えます。

 さらに3級は「整合性の原則」の意味を押さえておいてください。なぜか2級になるとあまり扱われません。

(2014年5月3級学科より)
 金融商品取引法では,金融商品取引業者等は,顧客の知識,経験,財産の状況および金融商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘を行ってはならないとしているが,これを( )の原則という。
 1) 適合性
 2) 経済合理性
 3) 投資者の自己責任   正解 1)


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by fp2-kojiro | 2015-10-31 09:20 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 26日

FP試験<急所15>預金保護制度

 預金者の財産を守るための「預金保護制度」に関する出題ですが、ポイントは次の3つです。
 ①外国系はNG
 ②決済用預金
 ③1,000万円と利息

  ※特に①は、日本に店舗があっても本店が外国であれば保護対象外になることを押さえておいてください。

 1)預金保護対象について


 いろいろな参考書にはこんな表が掲載されているのをよく目にすることと思います。ですが赤字の部分だけ覚えれば十分でしょう。それ以外は言葉の表現から容易に推測できる(「元本補填」、「保護預かり」等)ため、出題対象とならないのは明白だからです。無駄な暗記で時間を浪費しないようにしましょう。

2)保護範囲
 ・決済用預金(=当座預金)→全額保護
 ・預貯金、定期預金→元本1,000万円までと利息

  ※2つの違いは利息の有無。決済用預金は利息が付かない代わりに、「全額保護」と理解しておきましょう。

3)決済用預金の必須要件
 ① 無利息
 ② いつでも引き出し可能(要求払い)
 ③ 決済として利用可能(=引き落としができる)

  ※何らかの形式で問われやすい部分です。とにかく「無利息」が最優先ポイントです。

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by fp2-kojiro | 2015-10-26 22:22 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 25日

FP試験<ツボ12>金利変動要因

 金利、景気の変動についての出題は、「~が上がると…は(上がる・下がる)」のパターンがほとんどです。

 (例)
  ・景気がよくなると、ものを買う人が多くなるため、お金が必要になり金利が上がる
  ・海外金利が高くなると、円が売られるため、円安になる。 等

 理解して覚えれば問題ありませんが、本番の試験になると焦って落としてしまうことも多々あります。覚え方のコツは各要因を起点にして、「国内金利」がどう影響するかの方向で整理しておくことです。この「方向」が大切です。(下図参照)

ポイントは、
 
 <1>為替相場以外は、国内金利は同じ動きをする。
 <2>各要因の動きの関係は、為替相場以外はお互い同じ動きをする。

たとえば「景気が上向けば、国内金利が上がる(ポイント<1>)し、物価も上がる(ポイント<2>)」ということです。この中の組み合わせで問題が作られるというわけです。上の2つのポイントを押さえておけば、この手の問題は迷うことはありません。

 さらに今度は、「国内金利」を起点として他がどうなるかも押さえておくとパーフェクトに近くなります。


景気がよくなると株価は上がり、国内金利も上がります。しかしながら、国内金利が上がることによって株価は下がることになります。当然反対に国内金利が下がれば株価は上がることになります。「景気がよくなれば株価だって上がるよな」と鵜呑みにしそうなところを突いてくることもある(2010年9月2級学科試験)のでご注意を。

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by fp2-kojiro | 2015-10-25 21:08 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 23日

謝食道(10)市ちゃん飯店 ~愛知県豊川市~

 昭和の時代、駅前や小さな商店街には決まってあった個人経営の中華料理店も、跡継ぎがいなかったり、チェーン店の台頭等により、最近ではその姿を見るのが難しくなってしまった。子どもの頃はこういう店をなべて「ラーメン屋」と呼び、ラーメンを主軸として様々な中華メニューを提供してくれていた。
 ここ「市ちゃん飯店」は、そんな雰囲気を残す駅前の店。四川料理を基本としたメニューが並ぶ中、当日は20辛(標準の20倍)の担々麺に涼拌(りゃんばん)豆腐を注文してみた。担々麺が主役なのはもちろんだが、サイドメニューに選んだ涼拌豆腐が名脇役となり、激辛がつらいはずの担々麺がするすると胃袋に入っていく。次に来るときはどの料理と組み合わせようかと考えさせてしまうくらい、この涼拌豆腐の存在は大きかった。辣を引き立てた甘辛のパフォーマンスに感謝。

  未神無月某日 市ちゃん飯店(愛知県豊川市萩山町1-14 みつじやビル1F
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by fp2-kojiro | 2015-10-23 01:26 | Comments(0)
2015年 10月 20日

FP試験<ツボ11>医療保険入院給付金(2級限定)

 医療保険に関する問題は、実技試験において「入院給付金」に関するものが中心です。実例に沿って理解を進めていくと分かりやすいと思います。

[参考:2014年5月2級実技問12]
 (入院給付金の日数を問う設問文)………
…<Hさんの医療保険の入院給付金(日額)の給付内容
 ・給付金の支払い条件:5日以上の入院で入院5日目から支払う。
 ・1入院限度日数: 60日
 ・通算限度日数: 730日
 ・180日以内に同じ病気で再度入院した場合は、1回の入院とみなす。


 検定の問題ですから、入院給付金のポイントを押さえて正しい日数を算出できるかを試されていると心得ましょう。出題のポイントは以下の2つです。

 ポイント問題に出てくる入院日数は60日を超えている。(限度日数の60日を正しく押さえられるか)
 ポイント退院後の再入院は180日以内になっている。(そうでないと問題にならないので)
 ポイント③「入院5日目から…」を正しく押さえている。(4日目までは支払われないので、”入院日数ー4日”で計算しているか)


 問題処理過程



そして選択肢は以下のとおりです。

 1.1回目の入院につき21分、2回目の入院につき39日
 2.1回目の入院につき21日分、2回目の入院につき47日分
 3.1回目の入院につき25日分、2回目の入院につき35日分
 4.1回目の入院につき25日分、2回目の入院につき47日分    正解:1

上記のように図示していけば何でもない問題です。高確率出題テーマですから、過去問を題材に同じように解く訓練を積んでおけば、確固たる得点源になること間違いないと言えます。なお、暗記は一切不要です。

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by fp2-kojiro | 2015-10-20 23:32 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 18日

謝食道(9)串焼き とん ~福岡県北九州市小倉北区~

 「知る人ぞ知る店」という言い方がある。そこはメインストリートに派手な看板の店と違い、小規模でやや立地条件の悪い所に店を構えているにもかかわらず、なぜか連日人であふれている。飛び込みでそんな店に偶然出会えたとすれば、それこそ幸せというものである。ここ「串焼き とん」は、そんな類いの場所と言える。実は若い頃訳あってこの店で従業の経験があり、最近機会あって何十年かぶりに訪ねることができた。当時からここのメニューはとてつもなく美味かったが、この日もそれは揺るぎなかった。辣油不要の当代無双の餃子を食べなから、昔夜中に迷惑な管巻きの酔客がここのちゃんぽんを口にしたとたん大人しくなり、スープまで飲み干し「美味かった!」と機嫌良く帰っていた光景を思い出した。追憶の味に感謝。

 巳葉月某日 串焼き とん(福岡県北九州市小倉北区鍛治町1丁目6-8-131 南国ビル1F)
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by fp2-kojiro | 2015-10-18 14:19 | Comments(0)
2015年 10月 17日

FP試験<急所14>経済・景気指標

 検定に必要な経済指標は次の5つです。まずは名前を覚えることから始めます。


上から順番を覚えたら、最初の2つはは内閣府が、「日銀短観」から後は日銀が発表に携わると覚えておくと忘れにくいと思います。また、消費者経済に関するもの(他には「家計調査」等)はほとんどが総務省担当だと押さえておくのも大切です。消費者だからといって「消費者庁」等の巧みな言葉で引っかけられないよう用心しましょう。

重要キーワード

・国内総生産…「年4回発表」「GDP」「民間最終消費支出が最大項目」「三面等価の原則(3級限定)」

・景気動向指数…「毎月発表」「CI」「一致指数(景気の拡張局面、後退局面)」

・日銀短観…「年4回発表」「業況判断DI」

・マネーストック…「毎月発表」「通貨の総量」

・企業物価指数…「日銀が毎月発表」

・消費者物価指数…「総務省が毎月発表」

※キーワードを頭に入れながら問題に当たって確認し、他に必要な内容を増やしていくと効率的です。

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by fp2-kojiro | 2015-10-17 14:47 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 12日

謝食道(8)It dies.黒田屋~愛知県豊橋市~

 元々は従業員の賄いメニューで、ゆで鍋の底に残った麺を汁につけて食べたのが始まりと言われるつけ麺は、丼に冷水で締めた中華麺と付けダレの茶碗丼というのが一般的なスタイルではないだろうか。ここ黒田屋のつけ麺(温メニュー)は、締めた太麺が豚骨出汁に浸かって出されてくる。麺に絡む豚骨出汁が徐々に付けダレをいい案配で薄めていき、麺をいただいた後は丼の豚骨出汁で付けダレを割っていただくという寸法だ。うどんの「湯漬け」と、ざるそばの「そば湯」の手法をつけ麺に取り入れた楽しい一品。角切りにされた厚めのチャーシューとウズラのゆで卵が付けダレの中に隠れていて、これらがうまい具合に箸休めの役割を果たす。よく考えられたメニューコンビネーションに感謝。

 未神無月某日 It dies.黒田屋(愛知県豊橋市柳生町1-1)

d0334173_16400960.jpg→ home


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by fp2-kojiro | 2015-10-12 17:44 | Comments(0)
2015年 10月 11日

FP試験<ツボ10>傷害保険

 普通傷害保険については、「対象外」と「NGワード」でマスター可能なのは急所13で既述しましたが、その「NGワード」を基準に設問がなされることもあるので押さえておく必要があります。つまり問題が作りやすい材料ということです。基本的な考え方は、「傷害保険=ケガに対する保険」ということです。

1)普通傷害保険
 ・「日常生活」「国内外を問わず」 
 ・NGワード「食中毒」「地震

  ※要するに、けがではない日常の病気や地震に関しては、別の保険の管轄ということです。

2)国内旅行傷害保険
 ・「国内旅行中
 ・NGワード「地震

  ※旅行は日常生活ではないので、見知らぬ町で慣れない物を食べて食あたりになることもあるだろう、というわけです。

3)海外旅行傷害保険
 ・「海外旅行中」「自宅出発から自宅到着まで」
 ・NGワード 無し

  ※異国の地は国内に比べて危険を予測するのが難しいため、「食中毒」、「地震」も面倒見ましょう、という考えです。

 <設問例>
 (2010年9月3級学科より)
 「細菌性の食中毒地震等によるケガは、海外旅行保険の保険金支払の対象となる」
  →適切

 (2013年1月2級学科より)
 「国内旅行傷害保険は、被保険者が国内旅行中に虫垂炎にかかった場合、保険金支払いの対象となる」
  →不適切

 3級はストレートな問題ですが、2級になると普通傷害保険の対象外である「虫垂炎」を絡めて出題しています。つまり、普通傷害保険の適用内容を旅行傷害保険に応用できるかを試しているわけで、3級と2級の違いを示す好例と言えます。しかし基本的な知識に大差はなく、基本問題か応用問題かというだけです。

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by fp2-kojiro | 2015-10-11 08:35 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 10月 08日

FP試験<急所13>普通傷害保険

 普通傷害保険がカバーする事故やケガは

 「急激」かつ「偶然」かつ「外来」

この3つの要件が含まれているものだけです。検定のためには、これら一つ一つを理解するよりも、補償対象外の例とNGワードを具体的に押さえてしまうことで問題に対処できるようになります。しかも設問で扱われる例はある程度絞られていますので、学習時間も少なくて済みます。

 普通傷害保険の対象外 = 「靴ずれ」「日射病」「しもやけ」「心不全心臓マヒ」「虫垂炎

以上5つをしっかり暗記しましょう。さらにNGワードはたった2つです。

 普通傷害保険のNGワード = 「地震」「食中毒

設問にもっともらしいケガや事故のくだりがあっても、含まれていれば即対象外と判断していいのです。

(設問例)
2014年1月3級学科より
普通傷害保険において補償の対象とならない傷害の例として,(  )がある。
1) 自宅で料理中に油がはねて生じたやけど
2) 公園をジョギングして生じた靴ずれ
3) 職場の階段で転倒して生じた骨折
                    正解 2)

2015年9月3級実技より
1~3のケースのうち、保険金の支払い対象となるケースはどれか。
1.通勤時に誤って駅の階段で足を踏み外して捻挫し、通院した。
2.レストランで食べた料理が原因で細菌性食中毒にかかり、入院した。
3.地震で住宅が倒壊し足を骨折したため、通院した。
                    正解 1)

2015年1月2級学科選択文より
 「日常生活における事故のほか、就業中の事故によりケガを負うリスクに備えて、普通傷害保険を契約した。」
 (対象外、NGワードなし)→適切

※特に3級検定では学科、実技両方に上記のようなストレートな問題が必ず出題されますので、最小の努力で最大の効果が期待できるまさに「急所」部分です。

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by fp2-kojiro | 2015-10-08 17:58 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)