覆面ファイナンシャルプランナーのFP道

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2015年 12月 27日

FP試験<急所21>税金に関する計算問題①(退職所得)

 タックスプランニングの分野で登場する計算問題はほぼ決まっています。次の3つです。
 
 ・退職所得
 ・一時所得
 ・医療費控除

 計算式を覚えるのはもちろんですが、落とし穴もありますから、問題を解きながら確認していくといいです。

1)退職所得

 大まかにとらえると、退職金から控除額を差し引いた後、その半分が「退職所得」だということです。課税方法は分離課税<急所19>所得税の基本知識で既述の「退職者、税務署に参(さん)上(じょう)」で覚えておきましょう。よく問われるポイントです。
 そして最も大切な部分は、「退職所得控除額」の計算です。

 勤続年数20年をボーダーラインとして決められています。ほとんどが勤続20年超の出題ですので、まずは800万円を理解して覚えておきましょう。また、勤続年数は端数で出題される(端数は切り上げ)と思っておいた方がいいです。そして3級では問題文に計算式が示されていますが、2級は自力解答ですので、計算式と赤字の数字を頭に入れておいてください。

 ・税金に関する計算問題②(「一時所得」)に続く


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by fp2-kojiro | 2015-12-27 13:15 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 27日

FP試験<急所21>税金に関する計算問題②(一時所得)

2)一時所得


 一時所得といえば、競馬や競輪等の払戻金、懸賞やクイズ賞金が思い浮かびますが、他にも生命保険の満期金もこれに当たります。一方、宝くじやノーベル賞の賞金は非課税です(「一時所得の実験と考察②~税金~」参照)。
 解答に際しては特別控除額最高50万円を押さえておきましょう。競馬にたとえて言えば、払い戻しが50万円を超えると課税の対象になります。たとえば…

 「競馬で100円で購入した馬券で65万円の払い戻しを受けた時…」
  →65万円(払戻金)ー100円(馬券代)ー50万円(控除額)=149,900円(一時所得)

 課税方法は総合課税。実はここに落とし穴があります。「総合課税時にはこの所得を2分の1にして他の所得と合算する」ことに引っかけて、本来の一時所得額を勘違いさせるものです。「退職所得」の計算では2分の1をかけて計算するため、結構勘違いしやすいのです。
 「一時所得」そのものは2分の1になりません課税する時にはじめて2分の1になります。上の例に沿って言えば…

 「…の一時所得の金額は(  )円である。」
 (1)149,900円
 (2)74,950円
 (3)649,900円   正解(1)

 「2分の1」の内容をしっかり押さえておかないと、本番の試験でミスを誘うことになり、(2)を選んでしまうことになります。こういった所を突いてくるのがFP検定です。

 ・税金に関する計算問題③(医療費控除)に続く


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by fp2-kojiro | 2015-12-27 13:05 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 27日

FP試験<急所21>税金に関する計算問題③(医療費控除)

3)医療費控除

 学科、実技を問わず何らかの形で問われる部分です。まずは10万円を覚えてください。要するに、家族全員の総医療費が10万円を超えたら「医療費控除」を受けることができると理解します。ただし、医療保険からの支払金や、職場での医療費補助金を差し引いての「10万円超」が控除の対象です。
 また学科では、「上限額200万円」「課税標準200万未満の場合の『5%』」も扱われますので数字を覚えておいてください。

 また、別のポイントとして「医療費控除の対象」があります。控除として認められる費用を判断できるかを試されるもので、参考書にはいろいろなものが載っていますが、まず次の点を必ず押さえておきましょう。

①人間ドック、健康診断費用(/ 〇)
 基本的には対象外ですが、重大な疾病が見つかって治療を行った時は対象になる

②はり、きゅう、治療のためマッサージ(〇)
 場所によって保険が適用されないこともあり医療対象外と思われがちですが、治療行為なら控除対象です。

③通院、入院のための交通費(〇/ ✕)
 あくまで公共交通機関利用が原則。自家用車のガソリン代、タクシー代は対象外になります。

 残りについては、基本的には健康保険が使えるかどうかで考え、さらに「健康を害する状態を脱するために必要か」で判断します。たとえば「風邪薬購入のための費用」は、風邪をこじらせて命に関わる大病になるのを防ぐために必要なので医療費控除の対象になっても、「眼鏡購入のための費用」は、目が見えにくくてもとりあえずは命に別状はないため対象外になるといった具合に考えます。

   FP試験の急所・ツボ

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by fp2-kojiro | 2015-12-27 12:55 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 26日

FP試験<ツボ22>不動産所得の区別(2級限定)

 不動産所得に関する問題は、2級になると不動産所得に該当するのかしないのかについて更に深く問われることがあります。

不動産所得に該当するもの


要するに、「アパートを貸していてもいいけど、賄いを出してしまうとそれは別のお仕事になりますよ」「駐車場として土地だけを提供してくださいね(月極駐車場ならOKですよ)」ということです。したがって裏を返せばこれ以外は他の所得になるということです。

不動産所得に該当しないもの


下宿としてアパートを貸していても住人に食事を出す契約があったり、駐車場としての土地をコインパーキングにしてしまうとと「事業所得」(場合によっては「雑所得」)に該当してしまうと理解してください。

ややこしいので、不動産所得に該当しないものの方をしっかり暗記します。「下宿」「宿舎」に注目して

 「新宿(下宿宿舎)コインパーキング時間貸し駐車場)

と覚えておきましょう。

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by fp2-kojiro | 2015-12-26 10:56 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 26日

FP試験<ツボ21>不動産所得の計算

 不動産所得の計算式は以下のとおりです。


計算が問題として扱われるのではなく、「総収入金額」、「必要経費」の内容について問われます。

総収入金額
・家賃収入、地代収入、礼金
・敷金、保証金のうち、返還を要しないもの

必要経費
・固定資産税をはじめとする不動産に関する税金
・修繕費用、損害保険料等
・不動産賃貸に係る借入金の利子

問われるのは赤字の部分ということになります。他の部分は言葉の内容で十分判断できるからです。

   FP試験の急所・ツボ

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by fp2-kojiro | 2015-12-26 10:34 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 26日

FP試験<ツボ20>不動産所得の基本原則

 不動産所得に関する設問は、紛らわしい言葉でこちら側を戸惑わせるのに好材料な内容です。基本をしっかり押さえて落とし穴にはまらないようにしておきましょう。

 不動産所得の基本原則
  不動産を貸付けたことによる所得

まずはこのことをしっかり認識することが第一歩です。大まかな例を挙げると…

 ・土地を貸したときの所得(いわゆる土地の賃貸料)
 ・マンション、アパートの家賃収入

などがあります。実際の設問で言うと…

 「不動産投資信託の分配金は、不動産所得として…」
 
  →不動産の貸付ではないのでこの内容は不適切


 「アパートの賃貸収入による所得で、その貸付規模が事業的規模である場合事業所得となる」

  →「事業規模…」の言葉を使って紛らわそうとしていますが、賃貸なので不動産所得となり、内容は不適切

とにかく、「不動産所得 = 貸付け」と覚えてください。

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by fp2-kojiro | 2015-12-26 10:15 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 20日

FP試験<ツボ19>青色申告

 青色申告についての知識は、所得税を語る上では避けて通れません。覚えることが多いですが、基本知識をまず定着させることがマスターへの近道です。後は問題練習を重ねながら少しずつ知識を増やしていくことで無理なく暗記できるものです。

1)対象所得
d0334173_11494093.jpg  動産所得、所得、さん所得
  (さんい)

2)申告方法
 「青色申告承認申請書」

3)期限 
  申告年の15
  or
  1月16日以降は開業日からヶ月以内

※税務署の職員は公務員なので、給料日(16日)を基準に設定していると考えましょう。

4)帳簿の保存期間
  
※「一定の帳簿…」「適正な取引を…」等の付随する条件は問題文に書かれるものなので、読み流せば十分です。

5)特典
 ①青色申告特別控除…65万円(きちんと帳簿がある場合、それ以外は10万円)
 ②青色事業専従者給与の必要経費算入…親族に必要経費として給与ができる
 ③純損失の繰越控除…赤字を翌年以降年間控除できる

 青色申告に関する知識が常にストレートに出題されるわけではありませんが、知っていないとできない問題は毎回出されるということです。問い方を変えるだけで、すべては基本をしっかり押さえているかを求められていると心得ましょう。

   FP試験の急所・ツボ

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by fp2-kojiro | 2015-12-20 12:24 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 19日

FP試験<急所20>利子所得と配当所得

 利子所得と配当所得は、最初に預けたお金にプレミアがつくというイメージでは同じように考えてしまいますが、所得税としては明確な違いがあります。

1)2つの違い

 利子所得…「預貯金の利子」「公社債の利子」「公社債投資信託の収益分配金」等
 配当所得…「株式の配当金」「投資信託(公社債類を除く)の収益分配金」

赤字が大切です。とにかく「配当~」と言ったら、株式のことだと思ってください。

 設問例(2015年5月2級学科33番より)
 「個人向け国債の利子を受け取ったことによる所得は、配当所得となる」  解答) 不適切

 ※「国債」という言葉で配当のような気がしてしまう一例で、学習の甘さを突く問題文と言えます。

2)配当所得のポイント

①「配当所得 = 収入金額 ー 株式所得に要した負債利子」で計算される。

→株式には信用取引(証券会社にお金を借りての取引)もあるため、その際にかかった利子は負けてもらえるということ。この点が「配当」と呼ばれるゆえんであり、預貯金の利子所得と違うところです。預金するために借金することはあり得ないわけですから。

②上場株式等の課税方法は3通りから選択する。

 ・総合課税(他の所得と合算+確定申告)→「配当控除」適用
 ・申告分離課税(他の所得と分離+確定申告)→「譲渡損失との損益通算」適用
 ・申告不要(配当取得時点で課税)→「源泉徴収

 特に赤字は学科の設問文に好んで扱われる部分です。

   FP試験の急所・ツボ

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by fp2-kojiro | 2015-12-19 12:23 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)
2015年 12月 14日

謝食道(14)支那蕎麦 来々軒 ~静岡県浜松市西区~

 郊外の大型ショッピングモールで用事を済ませ、フードコーナーで昼食を済ます利便性に背を向け、一路北へ車を進める。目当てにしていた店に着いたときには既に昼の1時40分過ぎだった。以前ここ「支那蕎麦 来々軒」を訪ねた際に気になりつつもあきらめたサバラーメンを試す。口にするまでの暫しの間、どんなラーメンなのかあれこれ考えるのもまた楽しい。そして目の前に出されたサバラーメンは、黒いスープに白髪ネギがアクセントとなり、まず見栄えがよい。さらにレンゲでスープをすすると、予想通り魚介系の味がベース味に上手に合わさっている。見た目に反し、するするいける味で空腹が落ち着いた。

 未師走某日 支那蕎麦 来々軒(浜松市西区伊左地町2456-2)
d0334173_16244922.jpg   → home







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by fp2-kojiro | 2015-12-14 06:54 | Comments(0)
2015年 12月 13日

FP試験<急所19>所得税の基本知識

 所得税に関する問題は基本的なものが必ず出題されます。参考書によっては細かい所まで言及してあるものもありますが、基本問題を確実に解答できるようにしておけば大丈夫です。

所得税計算のプロセス

 計算の順序、赤字に関する問いなど、出題形式は様々ですがすべて基本問題です。

総合課税と分離課税
 所得は10種類に分類できますが、そのうち以下の3種類は必ず分離課税になります。



 なお譲渡所得には土地建物および株式以外のものがあり、その場合は総合課税になります。たとえば骨董品等の売却でお金を得た場合などはこの分類になります。問題文をよく読んで判断を誤らないようにしましょう。

   FP試験の急所・ツボ

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by fp2-kojiro | 2015-12-13 10:05 | FP試験の急所・ツボ | Comments(0)