覆面ファイナンシャルプランナーのFP道

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2017年 09月 30日

高校生からのファイナンシャルプランニング(8)~労働保険~

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 「社会保険」は健康保険、年金保険の2つでしたが、広く含めると他に、「労災保険」「雇用保険」もありますが、狭い意味でいうと「労働保険」です。

 労災保険…事業主(勤め先)が全額負担する。

 「働者害補償保険」の略称で、仕事中通勤途上でのケガ、病気、障害や死亡に対して給付されるものです。したがってこれ以外の病気やケガなどには「健康保険」から給付されます。よく耳にする「労災認定…」という言葉は、仕事上なのかそうでないのかによって給付の出所が違ってくることを意味します。
 また健康保険との大きなちがいは、病気やケガの治療費がすべて支給されること(0割負担)と、死亡障害時についての補償がある点です。

 雇用保険…事業主(勤め先)と共同負担する。

 別名「失業保険」とか「失業手当」と言われるものです。仕事の内容によって保険率や負担の割合は異なりますが、一般的には基本給と通勤手当(交通費)の合算額の0.4%くらいですから、数千円ほどの負担で済みます。
  
 雇用保険の受給条件…離職前2年間に12ヵ月以上保険料を納めている。

 ほとんどの場合は給料から天引きされるので「未納」はまずあり得ないでしょう。おおざっぱにいうと最低でも1年間は働かないと失業の手当がもらえないということです。ただし、倒産やリストラなどのやむを得ない場合は1年間で6ヵ月以上になります。

 サラリーマンは勤め先に雇われるという弱い立場の代わりに、保険によってその身分が守られるようになっています。もし勤め先がこれらの保険に加入していないとすれば、そこは「ブラック企業」ということになります。

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by fp2-kojiro | 2017-09-30 12:07 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 28日

謝食道(38)ホームラン軒~静岡県浜松市~~

 浜松市東区にあるホームラン軒は、閑静な住宅地の中にぽつんと建つラーメン店。およそ商売を営む場所には不向きなロケーションと地味な看板にもかかわらず、食事時の来客はすこぶる多い。この日もすでに入り口前には待ち客の列ができていた。鳴門の浮いた懐かしさを感じる中華そばと焼き目のパリッとした餃子のランチは、野球で言えばエースの決め球。道案内もないのに次々車がやってくるこの店の仕事ぶりがよくわかる。

 未神無月某日 「ホームラン軒」(静岡県浜松市東区半田山1-10-5
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by fp2-kojiro | 2017-09-28 19:42 | Comments(0)
2017年 09月 26日

高校生からのファイナンシャルプランニング(7)~社会保険~

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 社会人としての独立した生活には、様々なリスクにも自分で対応しなければなりません。学生時代はご両親の扶養のもとに守られてきたためからあまり実感はないと思いますが、就職以後はすべて自己責任ということになります。例えば歯医者さんに行ったときに何気なく使っていた「保険証」も、実はご両親のどちらかの給料から支払っていた保険料によるものでした。これからは自分の収入から保険料を支払っていきます。こういった場合に代表される公的な保険のことを「社会保険」と言います。
 社会人になったばかりの頃の社会保険は「健康保険」と「年金保険」の2つです。国民全体で助け合う「公的保険」のため、いずれも強制加入です。

 健康保険…通常の医療にかかる費用を軽減する保険

 主に病気やケガの治療を受けるときに使う公的な医療保険」です。保険証を窓口に提示することで、ほとんどの場合治療費の3割で済みます(3割負担)。また、同じ病院で一月負担した治療費が高額になっても、通常約8万円で済む「高額療養費制度」も含まれています。
 また女性が出産した場合は、一児について42万円の「出産育児一時金」が支給されます。
 この他、出産や病気・ケガで給料がもらえなくなったときには「出産手当金」「傷病手当金」、死亡時には5万円の「埋葬料」が支給されます。
 
 年金保険…定年後の生活、被障害や死亡時に必要な手当をする保険

 定年以後の生活を支える「老齢給付金」、病気やケガで障害者になった場合の「障害給付金」、死亡した場合に遺族の生活を保障する「遺族給付金」を受けることができる公的保険です。

 さて保険料ですが、都道府県によって異なるため東京都を基準にした場合、

 健康保険料…給料の約10%  年金保険料…給料の約18%

 厚生労働省の調査によれば、大卒の平均初任給は約20万円。サラリーマンの場合社会保険料は約3万円近くにもなります。手厚い保証を実現するためとはいえ結構な金額です。そのため勤め先と保険料を半分ずつ負担することになっています。これが俗に言う「労使折半」です。

 上記はサラリーマンが加入する「健康保険」「厚生年金保険」の場合ですが、自営の場合は「国民健康保険」「国民年金保険」に加入します。国民健康保険料は前年の所得で計算され、市町村によって異なります。一方の国民年金保険料は月額約1万6千円です。

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by fp2-kojiro | 2017-09-26 22:35 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 24日

高校生からのファイナンシャルプランニング(6)~所得税・住民税~

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 学生時代を終え社会人の仲間入りし給料をもらうようになると、両親の扶養から離れ「所得税」と「住民税」を支払うようになります。
 
 年収…1月1日から12月31日までの1年間に得た収入
 所得…「年収」から必要経費を差し引いた金額
 
 所得税…1年間の「所得」の合計に対してかかる税金

 原則は個人が手続きにしたがって所得を申告して税金を納めますが、サラリーマンとなった場合は、給料の支払者(つまり勤め先)が税額を計算して給料からあらかじめ差し引いてくれます。これを「源泉徴収」と言います。「給料から天引き…」とはこのことです。
 勤め先は毎月一定額(就職1年目なら給料の3%前後)を差し引いておいて、本人に代わって年末に税額を計算して納税してくれます。しかしながら納税には扶養家族の人数、生命保険の加入状況などをもとにその年の納税額を精算(過不足分を調整)する必要が出てきます。つまり個人の必要経費を計算してくれる(少しでも税金を安くしてくれる)ということですが、これに関わる手続きを「年末調整」と言い、11月頃に職場で配布される所定の申告書(通常は緑色の用紙)に記入の上提出することで通常は手続きが完了します。
 一方「住民税」は年末調整をもとに住民票のある市町村が計算します。そして翌年の5月頃に勤め先に通知がきて、6月から1年間給料から「天引き」されます。就職1年目は前年がまだ学生で原則収入がないので、その年の住民税の納付はないことになります。

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by fp2-kojiro | 2017-09-24 11:55 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 23日

カードローンの真実

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 昨今カードローンが問題になっていますが、報道にあるような多くの利用者が多重債務や自己破産といった取り返しのつかない状況に陥いるのにはわけがあります。そこには誰もが持つ欲の隙を巧みにつく、融資と返済の「悪魔の連携プレイ」が存在します。

 「ほんの3万円借りるだけ」

ほとんどの場合、入り口はちょっとした借金です。しかもATMからキャッシュカード感覚で引き出せるため、借金というマイナスのイメージは見事に払拭されます。とはいえわずかに残る借金の意識により多少なりとも後ろ髪を引かれるもの。この頃はまだお金を返す意識があるため、いきなり10万円といったまとまったお金を引き出すことはごくまれです。友達と遠くに遊びに行くため、急な結婚式のご祝儀など、理由は様々でもほとんどの場合はこんな感じで借り入れの積み重ねが始まります。
 お金がピンチな時に降ってわいた3万円。しかし消えるのもあっという間。まもなく最初のお金が足りない状況に引き戻されます。それでもまだ借金をしている感覚が多少でも残っていれば、まずは金額を下げることによって少しでも借金の傷口を広げないように努めるものです。「今度は1万5千円。まだ5万円にはなっていない」こうやって自分に都合よく借金の意識をそらすようになります。
 やがて返済の日がやってきます。ところが何かのついでに記帳した通帳には”ローン返済―¥10,000”の文字が。

 「なんだ、月1万円返せばいいんだ」

多くの利用者はきちんと返済があるのでこの時点で安心してしまいます。ですからカードローンの残高までチェック(カードローン自体の通帳を記帳)する人はまずいません。ところがほとんどの金融業者は利用者には高い金利がのしかかっていることを積極的に知らせることをしません。まさに巧みな債権回収技術。やっていることはメガバンクであれノンバンクであれ同じです。5万円近く借りても、毎月1万円で済むなら家計にも響かない。いつしか「借りたお金を返している」という意識は薄れ、「月1万円」のリボルビング払い(ライフジャイロ(12)~リボ払いの真実~)を「分割5回払い」といったテレビショッピングの買い物といっしょに考えるようになります。

 「いくら借りても月1万円」

こうなると後はお金を引き出すばかり。恐る恐る借りていた3万円はすでにつなぎ資金の感覚となり、ATMからの引き出しという利便性も相まってやがて10万円くらいを一度に引き出すことに何の抵抗もなくなっていきます。恐れるものがなければ同じことを繰り返すだけ。ただし行き着くところは「債務限度額」借りるお金はなくなり高金利でたっぷり太った借り入れ残高が残るというわけです。
 仕上げは新たに借金の窓口を求めること。今やネットを探せば審査が通る金融業者を見つけるのはそれほど難しくない。新たにそこでお金を借りやがて…。これが多重債務の実態、行く末は多額の借金を処理しきれず終着駅の自己破産へ…。
 普段抑えられている人の欲も、何かのきっかけで一度そのたがが外れると、哀れなほどもろいものです。ATMの手軽さと月返済額一定のリボルビング払いという「悪魔の連係プレイ」これこそがカードローンの本当の恐ろしさなのです。地獄の入り口まで足を踏み入れたことのある拙筆者は身をもってこのことを分かっているつもりです。

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by fp2-kojiro | 2017-09-23 10:35 | 外道FPのライフエコロジー | Comments(0)
2017年 09月 17日

高校生からのファイナンシャルプランニング(5)~国民年金保険料の納付~

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 20歳から国民年金保険料の支払いが始まることは既にお話ししましたが、月額16,490円(平成29年現在)の年間支払額は最大197,800円(1月誕生日の場合)にもなり、決して気軽な金額ではありません。ですが支払い(納付)には、「基礎控除」「特定扶養控除」の時と同じように「社会保険料控除」があり、両親が納める税金が安くなる(手取りが増える)ことで、負担を軽減してくれます。

 社会保険料控除 = 1年間に支払った保険料の全額控除

 例えばお父さんの所得税率(税金の割合)が25%で、12ヵ月支払ったとすると、

  197,800円(=16,490円✕12ヵ月)✕0.25(=25%)49,450円

お父さんの税金は単純計算で49,450円安くなります。整理するとこのケースでは、お父さんが148,350円の支払いで(49,450円負けてもらって)197,800円分わが子の将来のためにお金を積み立てたことになります。

 しかし何らかの事情で保険料の支払いが難しい場合は、「学生納付特例制度」を利用して支払いを猶予(通常は「免除」ではありません)してもらいましょう。保険料を支払わないため年金の金額は少し減りますが、年金をもらうための必要期間として数えてくれます。つまり「未納」にはならないということです。また猶予期間の不足分は、就職後に「追納」という形で後払いすることができます。猶予を希望する場合は学生納付特例申請書と必要な書類を現在住んでいる市区役所・町村役場に提出することで手続きできます。

 一方20歳時点で既に就職していれば、毎月の給与から社会保険料が差し引かれていて、そこから国民年金も支払っていることになっています。正社員ではなく契約採用やパート採用の場合でも、採用時に「各種保険完備」の条件があれば同じです。給与明細を見て「厚生年金…」の欄に金額が記入されていれば、厚生年金保険料(国民年金保険料も含む)を支払っていることになります。

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by fp2-kojiro | 2017-09-17 17:55 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 16日

高校生からのファイナンシャルプランニング(4)~公的年金保険料~

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 学生でも社会人でも20歳を迎えると、公的年金の一部である「国民年金保険料」の支払いが始まります。若いうちではなかなか実感がわかないものですが、国民年金とは「ああ、ネンキンか」という感覚の単なる老後給付金の積立ではありません。国が取り仕切る「年金保険」、自分の将来のリスクに備えるためのものです。したがって納めるお金はれっきとした「保険料」。生命保険とか自動車保険などいった保険料と同じ性質のものです。まずこのことをしっかり理解してください。

 年金加入期間 = 20歳~59歳の40年間
 
 月額保険料 = 16,490円(平成29年4月から納付の場合) 

 大筋だけでまとめると、約1万7千円の月額保険料で40年満期の年金保険に加入していると考えることができます。ただ、「ネンキン」だけではありません。ここが民間の年金保険とのちがいです。

 保証内容 = 老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金

 「老齢…」は文字通り概ね退職後の生活を支える給付保証で、もちろん「終身(死ぬまで)」保証です。一般に「ネンキン」というとこのことを指しますが、不幸にも障害者となって一定の収入を得ることが難しくなった場合には「障害…」、万一の事があって家族を残した場合には「遺族…」によってそれぞれの状況をサポートしてくれます。分かりやすく言い換えると、月額約1万7千円の保険料で「終身個人年金保険」「就業不能保証保険」「終身生命保険」に加入していることとほぼ同じです。月額の「約1万7千円」は高いような気がしますが、民間の保険会社でこの金額で同じ保証を得ようとしても絶対不可能です。また「ネンキンなんて将来もらえるかどうか…」ということを時々耳にしますが、はっきり言って根拠のない噂に過ぎません。マスコミ報道などをうわべだけを鵜呑みにしていると、正しい判断ができないことになります。国民年金保険とは、税金や様々な支出調整によって破綻しないようにできているのです。最近よくテレビで見かける「政府が受け取り年齢の引き上げを検討…」との報道も、実は自ら申請して受け取りを先延ばしできる年齢の引き上げのことで、今よりも年を取らないと「ネンキンがもらえない」のではありません。「逃げ水のように我々のネンキンは遠のくばかり…」などのフレーズは、視聴者に番組を少しでも見続けてもらうための演出にすぎません。
 人並みに生活していく以上、誰もが年を取り、寿命が有り、万一障害を持った場合は残り人生を精算することはできません。20歳になって国民年金保険料を支払わないこと自体、危険な橋を渡り始めていると心得てほしいと思います。

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by fp2-kojiro | 2017-09-16 10:49 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 12日

高校生からのファイナンシャルプランニング(3)~特定扶養控除~

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 高校生になると「基礎控除」の対象になることはすで『高校生からのファイナンシャルプランニング(1)』でお話ししましたが、大学生の年代に入ると今度は「特定扶養控除」の対象になります。

 特定扶養控除 = 63万円

 基礎控除の38万円から約7割増しの控除拡大です。大学に入ると高校生以上に学費や生活費等の教育費がかかるため、その負担を税金面で軽減するというのが主旨のようです。

 特定扶養控除 = その年の12月31日現在19歳~23歳になっている

 基礎控除の始まりは「高校生になる年」でしたから「4月2日から翌年3月31日までに満16歳…」という条件ですが、特定扶養控除の場合は「概ね大学生の年代」という基準でこの4年間控除が受けられます。
 大学生ともなると、本格的にアルバイトをすることもあるでしょう。ただしその場合はいったん「給与所得者」の扱いになります。
 
 給与所得控除65万円 + 基礎控除38万円 = 103万円
 
 アルバイト代とは「給与」です。その給与を稼ぐためにはアルバイトとはいえ、やはりいろいろな「経費」がかかるわけです。野外での仕事で熱中症を防ぐために水分補給をしたり、仕事上服装を指定されて衣服を準備するなど、働くのに必要な費用を年間65万円までOKにしましょうというのが「給与所得控除」です。これに16歳以上なら誰でも認められる「基礎控除」(いわば一般生活上の経費)を加えて103万円。つまりその年の1月1日から12月31日までの収入が103万円以下なら「給与所得者」の扱いを離れ(所得なし)、特定扶養控除の対象となります。反対に割のいいアルバイトで年収が103万円を超えてしまうと、特定扶養控除の対象から外れ、自分で生活できる者としてアルバイト代から税金を支払うことになります。

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by fp2-kojiro | 2017-09-12 22:00 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)
2017年 09月 10日

謝食道(37)牡丹園~神奈川県横浜市~

 横浜のみなとみらい線「元町・中華街駅」の改札口から長い長い地下道を抜け表に出ると、左手に中華街東入り口の朝陽門が見えた。平日にもかかわらず人の往来が多い中、狭い路地に入って「牡丹園」を探すこと数分。到着はすでに12時を回っていたが、幸いにも席を確保することができた。最近テレビで見かけた中華街のカレーライスを楽しみにして冷水で外の暑さを冷ましていると、まもなく山盛りの皿が目の前に現れた。味自体はごく普通でも、八角の効いた牛バラの不思議なアクセントがこの店のオリジナリティを感じさせてくれた。

 酉葉月某日 「牡丹園」(神奈川県横浜市中区山下町147)
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by fp2-kojiro | 2017-09-10 13:29 | Comments(0)
2017年 09月 09日

高校生からのファイナンシャルプランニング(2)~遺族年金~

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 高校を出るまでは、お父さんやお母さんにもしものことがあった場合、国から一定額の支援を受けることができます。いわゆる「遺族年金」と呼ばれるものです。

 両親または両親のどちらかが亡くなると、遺族には「遺族基礎年金」が支給されます。

  支給の条件
  18歳になって最初の3月31日までの子がいる

 例えば一家の大黒柱である父親(夫)が亡くなった時点で、高校3年生までの子がいる場合に母親(妻)に支給されるのが「遺族基礎年金」ということです。つまり子どもが高校を卒業するまでは、ご両親に万一のことがあった場合には年金という形で国が子育てを支援してくれるようになっています。

 遺族基礎年金は国民年金から支払われるので、お父さんやお母さんが国民保険料を決められた期間の2/3以上納めていれば必ず受け取ることができます。金額は納付期間の長短に関係なく一律78万6,500円(年額:平成29年4月現在)。子どもについては、1人目2人目は22万4,300円、3人目以降は7万4,800円が加算される仕組みになっています。また、不幸にもご両親とも他界した場合は第1子(子ども1人目)が「親」のポジションに代わります。



 当たり前ですが、この年金は子どもが高校を卒業し新しい年度を迎えるたびに加算の対象から除外され、子どもがすべて高校を卒業すると打ち切られます。高校卒業後は進路に関わりなく、自立した大人と見なされるようになるわけです。また、以前は母親が亡くなって父子家庭となった場合は支給されませんでしたが、平成26年の改定で支給されるようになりました

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by fp2-kojiro | 2017-09-09 11:28 | 高校生からのファイナンシャルプランニング | Comments(0)